モロッコの地域情報
人と自然と歴史が織り成すモザイクの国、モロッコ。
ベールをかぶった神秘的な女性。メディナ(旧市街)やスーク(市場)の喧噪。アトラス山脈の大自然。果てしなく続くサハラ砂漠。
アフリカ大陸の北西端に位置し、チュニジア、アルジェリアと共に「マグレブ地方」(日の沈む地方)と呼ばれるモロッコは限りない魅力を秘めています。
観光地情報
主な観光地
画像をクリックすると大きくなります。
カサブランカ
ラバト
メクネス・ボリビリス
17世紀に栄えたアラウィ朝の都でメディナは世界遺産に登録されています。メディナ内には最初の王であるムーレイ・イスマイルの霊廟(金曜祝日閉館)もあります。
車で20分のところには聖地ムーレイ・イドリスがあり、白壁の家々が小高い丘に密集している様は、白い帽子を森の中に落としたようにも見えます。
すぐ近くには世界遺産のモロッコ最大のローマ遺跡、ボリビリスもあります。
主な観光地 (●入場 ◎下車 ○車窓 ☆時間があれば)
●◎ムーレイ・イスマイル廟(_金)
◎バブ・マンスール門
◎エディム広場
☆ムーレイ・イスマイルの穀物倉
☆ダール・ジャメイ博物館
●ウダイヤ博物館
◎ムーレイ・イドリス(近郊)
●ボリビリス(近郊)
フェズ
1000年以上前にモロッコ最初のイスラム王朝、イドリス朝の都となったフェズ、世界で最大の迷路といわれるメディナは世界遺産に指定されています。周囲10kmといわれる旧市街を歩くと中世の暮らしがそのまま残されているようです。車は内部に入ることができず、ロバが貴重な輸送手段となっています。城壁の内側には壮麗なモスクや神学校、野菜、肉、果物、洋服などそれぞれ専門店が市場(スーク)を形成し、店先を眺めているだけでも楽しめます。
主な観光地 (●入場 ◎下車 ○車窓 ☆時間があれば)
◎ブー・ジュルード門
◎カラウィン・モスク
◎アタリン・スーク(香料)
◎タンネリ(革染色職人街)
●ブー・イナニア神学校
●アタリン神学校(修復中)
◎テンチュリエ・スーク(染色職人)
☆王宮
☆ボルジュ・ノール(北の丘)
マラケシュ
世界遺産に指定されている旧市街の見どころはなんと言ってもジャマ・エル・フナ広場。昔は公開処刑場だったと言われていますが、今では夕方ともなると食べ物や飲み物の屋台、猿回しや蛇使いなどの大道芸人が集まる一大アミューズメントパークへと変貌します。王宮であるバヒア宮殿は国王が滞在していなければ内部も見学することができます。郊外のレストランではファンタジアと呼ばれる騎馬隊の勇壮なアクロバットショーを楽しめます。
主な観光地 (●入場 ◎下車 ○車窓 ☆時間があれば)
●バヒア宮殿
◎メナラ庭園
◎クトゥビアの塔
◎サーディン朝の霊廟
◎メディナ(ジャマ・エル・フナ広場)
☆ベン・ユーセフ神学校
☆マジョレル庭園
☆ダル・シ・サイド・モロッコ博物館
砂漠地方(エルフード周辺)
ワルザザートとカスバ街道
エル・ラシーディアからワルザザートまでの道は通称カスバ街道と呼ばれ、通り沿いには大小さまざまなカスバを見ることができます。途中のトドラ峡谷はアトラス山脈の雪解け水が削ってできた200mもの絶壁が迫る景勝地。
1月下旬から2月中旬にかけて街道沿いにはアーモンドが咲き、また5月頃にはケラア・ムグナの村ではバラの花が咲き競います。
ワルザザート近郊には世界遺産アイト・ベン・ハッドゥをはじめとしてタウリルト、ティフルトゥトなどのカスバが点在します。
主な観光地 (●入場 ◎下車 ○車窓 ☆時間があれば)
<カスバ街道>
◎トドラ峡谷
◎ケラア・ムグナ村
☆ダデス渓谷のカスバ
☆ティネリールのカスバ
<ワルザザード周辺>
◎アイト・ベン・ハッドゥ
◎タウリルトのカスバ
◎ティフルトゥトのカスバ
大西洋沿岸地方(エッサウィラ)
ポルトガル領であったエッサウィラは他の都市と異なり、海岸に砲台の跡が残る海の要塞の趣きがあります。城壁に囲まれた世界遺産のメディナは白い町並みと青い海と空のコントラストが美しい観光地です。
その南部にあるアガディ—ルはモロッコを代表する国際リゾート地となっています。
主な観光地 (●入場 ◎下車 ○車窓 ☆時間があれば)
◎エッサウィラのメディナ