南部アフリカの地域情報
ダイナミックな大自然の造形美と手つかずの野生との出会い。
民族色豊かな人々とのふれあいや豪華ロッジでの至福のひととき。
南部アフリカの大地は様々な感動と楽しみを与えてくれます。
観光地情報
主な観光地
南アフリカの玄関口で最大の都市。
市の中心部には見どころは少なく、観光の拠点は郊外にあります。
ヨハネスブルグの北東50kmの首都プレトリアは10月〜11月にかけて7万本の街路樹ジャカランダが藤色の花を咲かせます。
市の北西30kmには世界遺産の「人類のゆりかご」のスタークフォンテン鍾乳洞があり、人類の進化の歴史に触れることができます。
また、南ア最大のタウンシップ「ソウエト」では反アパルトヘイト闘争の歴史的な見どころも多く残されています。
金鉱探検ができるテーマパーク「ゴールドリーフシティ」はゴールドラッシュに沸く19世紀末にタイムスリップ。また、市の北西130kmのサン・シティは
「失われた王宮−ロスト・シティ」をテーマにした一大アミューズメント・リゾートで、カジノ、ゴルフ、人工ビーチ、サファリ・ドライブなどが楽しめます。
主な観光地 (●入場 ◎下車 ○車窓 ☆時間があれば)
【ヨハネスブルグ】
☆ゴールド・リーフ・シティ
☆アパルトヘイト博物館
☆ヘクター・ピーターソン博物館(ソウエト)
☆マンデラ・ファミリー・ミュージアム(ソウエト)
☆スタークフォンテン洞窟
【プレトリア】
◎ユニオンビル
○チャーチ・スクエア
●フォールトレッカー開拓者記念碑
☆ポール・クルーガー・ハウス
【その他】
☆ピーランスバーグ国立公園(サファリ)
☆カリナン・ダイヤモンド鉱山
南アフリカ発祥の地、ケープタウン。
市のランドマークとしてそそり立つテーブルマウンテンは山全体が国立公園となっており、1086mの頂上からは遊歩道が整備され眼下に絶景が広がります。
テーブルマウンテンの東側斜面には、世界で唯一、世界遺産(ケープ植物区)の中にあるカーステンボッシュ国立植物園があり、南ア固有種の樹木と植物を観察することができ、冬から春(9月から10月)には多くの花を楽しむことができます。
ケープタウン沖合12kmにはネルソン・マンデラが18年間投獄されていた監獄島「世界遺産ロベン島」があり、博物館として公開されています。
ケープ半島は国立公園に指定され、動植物の宝庫。インド洋と大西洋がぶつかりあうアフリカ大陸の最南西端の「喜望峰」周辺は自然保護区となっており、雄大な景観とともに固有種の植物や鳥類、動物を見ることができます。
また、2000頭のアザラシが生息していると言われるドイカー島(シール・アイランド)へのクルーズや、3000羽以上のアフリカ・ペンギンの生息地ボルダーズ・ビーチも見どころのひとつです。
ワイン好きの方には南ア最古のワイナリー「グルート・コンスタンシア」もおすすめです。
主な観光地 (●入場 ◎下車 ○車窓 ☆時間があれば)
【ケープタウン】
●テーブルマウンテン
●カーステンボッシュ国立植物園
●ロベン島
◎V&A ウォーターフロント
◎シグナル・ヒル(夜景)
☆タウンシップツアー
【ケープ半島】
●喜望峰
◎ケープ・ポイント
●ドイカー島(シール・アイランド)
●ボルダーズ・ビーチ(ペンギン・ビーチ)
○サイモンズ・タウン
☆グルート・コンスタンシア
ケープタウンの東側一帯は南アフリカでも最も優れたワインの生産地。
ステレンボッシュ、パール、フランシュフックの3つの町を中心に数多くのワイナリーが点在し、風光明媚な景色とおいしい食事とワインを堪能できます。
ワイナリーが最も多く集まっているのはステレンボッシュ。町の周辺には見学と試飲が可能なワイナリーが数多く点在しています。また、歴史的建造物も多く、ステレンボッシュ大学の学園都市として落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
この地方には高級リゾートホテルや由緒あるゲスットハウスも多く、ケープタウンとは違ったホテルライフを味わうことができます。
主な観光地 (●入場 ◎下車 ○車窓 ☆時間があれば)
●ワイナリー見学と試飲
◎ステレンボッシュ
○パール
○フランシュフック
ケープタウンの東100km、車で90分のハーマナスは世界屈指のホエール・ウォッチングのメッカ。
セミクジラ、ザトウクジラなどが6月上旬から12月上旬(ベストシーズンは8月〜11月)にかけて町に面した湾に回遊してきます。陸地からも観察できるのがハーマナスの特徴となっています。
ビクトリアの滝はジンバブエとザンビアの国境に位置する幅1.7km、最大落差110mの巨大な滝で、世界3大瀑布のひとつとして世界遺産に登録されています。特に滝の幅は世界最長を誇り、水量が豊富な時期はジンバブエ側とザンビア側の両方から滝を見ることもできます。水量が最も多いのは2月〜3月ですが、逆に滝壺から舞い上がる水煙が雨のように降ってきて前方が見えないこともあります。滝の全容をみることができるヘリコプターツアーも人気のアクティビティのひとつ。
また、満月の夜には「ルナ・レインボー」と呼ばれる滝にかかる夜の虹が見られることがあります。
雄大な大自然を満喫できるザンベジ川のサンセット・クルーズもここだけの楽しみのひとつです。
ビクトリア・フォールズから西へ70km、90分ほど車で走り国境を越えればボツワナの「チョベ国立公園」があります。アフリカを代表する国立公園のひとつで、チョベ川に隣接する広大なエリアにはさまざまな動物が生息していますが、なんといってもゾウの数では世界一、12万頭が生息していると言われています。また、チョベではサファリ・ドライブだけではなく、チョベ川のボートサファリもあり、水辺に集まる動物やカバ、水鳥などを観察できます。ビクトリア・フォールズからの日帰りも可能ですが、動物が活発に活動する朝や夕方のサファリを楽しむにはチョベのロッジ宿泊がおすすめです。
主な観光地 (●入場 ◎下車 ○車窓 ☆時間があれば)
【ビクトリア・フォールズ】
●ビクトリアの滝(ジンバブエ側)
●ビクトリアの滝(ザンビア側)
☆ザンベジ川サンセット・クルーズ
☆ボマ・ディナー(アフリカン・ダンスショー)
☆ヘリコプター・ツアー
☆各種アトラクション(象サファリなど)
【チョベ国立公園】
●ゲーム・ドライブ(陸のサファリ)
●ボート・サファリ
南アフリカを代表する野生動物の宝庫クルーガーは、ゾウ、サイ、ヒョウ、ライオン、バッファローのビッグ・ファイブに遭遇する確率が高い動物保護区です。
南西部の私営動物保護区内にはプライベートプールやスパを併設した、世界でもトップクラスの豪華ロッジが数多くあります。朝・夕はロッジの専用サファリカーでゲーム・ドライブを満喫、日中はラグジュアリーな部屋でのんびりと過ごすという優雅で贅沢なリゾートライフが楽しめます。
ヨハネスブルグからは各ロッジのエアーストリップ(簡易空港)へ専用小型飛行機で、または定期便で南部のムプマランガ空港か中央部のホードスプルート空港へ空路約1時間です。
世界最古の砂漠のひとつと言われるナミブ砂漠は約5万k㎡に及ぶナミブ・ナウクルフト・パークという国立公園になっています。最大のハイライトは砂漠の中央南部にあるソススフレイ。高さ300mを超えるアプリコット色の巨大な砂丘が無数に連なる景観は見る者を圧倒します。
1000年以上にわたってこの砂漠にしか生息しない不思議な植物ウェルウィッチア(奇想天外)も見どころです。
大西洋沿岸の町スワコップムントはドイツの植民地時代の面影を残す古い町並みがあり、ヨーロッパのリゾートの香りを漂わせます。郊外のムーン・ランドスケープには月面のような不思議な景色が、
また、約30km南のウォルビスベイは、郊外のラグーンで数万羽ものフラミンゴが観察できます。
白い砂漠に多くの野生動物が生息する北部のエトーシャ国立公園や、ユニークな髪型や衣装で知られる半遊牧民ヒンバ族が暮らすカオコランドへの旅も、時間に余裕があれば希少で貴重な体験の機会となることでしょう。
主な観光地 (●入場 ◎下車 ○車窓 ☆時間があれば)
【ナミブ砂漠】
●ソススフレイ
◎デューン45
◎セスリウム・キャニオン
☆セスナ遊覧
【スワコップムント周辺】
◎ウェルウィッチア(奇想天外)
◎ムーン・ランドスケープ(月面世界)
【ウォルビスベイ周辺】
◎デューン7
◎フラミンゴのラグーン
【その他】
☆エトーシャ国立公園
☆カオコランド